沖縄タイムス2011年3月20日「しましまネット」欄掲載
42年間一度も休まずに続けてきたゴルフグループ「壱文会」のコンペが3月で500回を迎えた。9日、恩納村の沖縄国際ゴルフ倶楽部で500回記念コンペがあり、132人が参加。同日夜には市のプラザハウスで記念祝賀会が開かれ、関係者が節目を祝った。
同会は「企業に携わる人間として大事なのは健康」という趣旨で1969年に発足。
「早起きは三文の徳」にちなんで「三文会」ならぬ「壱文会」と命名した。
同会を立ち上げたプラザハウス会長の平良幸雄500回記念事業実行委員長(79)は「当時はゴルフ人口が少ない時代。ゴルフで健康づくりをしながら異業種間交流をしようと始めた」と振り返る。
毎月第2水曜日に開催し、発足以来雨の日も風の日も続けてきた。
1回だけ台風とぶつかったことがあるが翌日にずらして実施。今では「全国で最も古いゴルフコンペ」となった。
平良実行委員長は「継続は力なり。600回、50周年に向けて頑張りたい」と力を込めた。
参加して20年になるというコンピュータ沖縄の名護宏雄社長(62)は「いろんな業種の人と知り合えるので企業経営の面でプラスになる上、気軽に楽しめ、日ごろの仕事の悩みをリセットできるのがいい」と語った。