2008.03.28掲載 「うちなぁ医療ネット」(沖縄県医療機関検索システム)の稼働式
3月28日(金)、県庁において知事も参加して「うちなぁ医療ネット」(沖縄県医療機関検索システム)の稼働式が行われました。同システムは、沖縄県からの委託を受けて弊社(株式会社コンピュータ沖縄)がオープンソースのCMS「Joomla」をベースに構築したシステムです。
・医療法の改正 医療法の改正により、2007年度から医療機関の情報公開が義務付けられるようになった。県内の対象機関は、病院94、診療所805、歯科診療所587、助産所13、薬局553か所。経過措置として当面は9項目の基本情報の公開をおこない平成20年度中にはすべての医療機関情報の公開を義務付けている。
・地図も検索可能 同システムは県庁のホームページ内の「うちなぁ医療ネット」から実行できる。診療科目、診療時間、地域などを指定することにより条件にあった医療機関を検索できる。またGoogleMAPサービスも取り入れているので医療機関の所在地図も閲覧できる
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(仲井真知事、名護社長)
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・データは医療機関自らが入力 同システムの特徴の一つは、医療機関のデータは医療機関自らが入力・更新を行うように設計されていることである。そのため昨年末から県と共同で、医療機関に対する合同説明会を何度か行った。
・オープンソースCMS利用で低コストでの構築が可能に 通常こうしたシステムは、一からの開発の場合、多額の開発費用が発生するが、今回はオープンソースのCMS「Joomla」をベースに開発を行ったため、通常の数分の1のコストで開発が可能となった。
手前:弊社SE豊川。仲井真知事に検索の操作指導。
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