去年の九州・沖縄サミット以降クローズアップされた「IT革命」、マスコミに連日登場、話題も増えた。わが業界では、補正予算で通った施策の執 行で、予算消化が三月に集中、講師派遣、パソコンの納品が間に合わない。
先日、恒例のビジネスパソコンフェアを中部店で開催した。今回で十六回目になるが目立ったことは、ビジネスソフト中心の企画であったのに、年長 者の来客が増えたことである。
ホームページ作成無料セミナーには、立ち見が出るほど盛況であった。 以前は、来たことのない階層、情報弱者といわれる、主婦、高齢者、ハンディ キャップのある方々である。主婦やシルバー層対象のパソコン教室も盛況である。インターネットを活用して、多方面で成果をあげているニュースもよく聞く。 県内でも着実にインターネット利用者は増えている。
またiモード機能付の携帯電話が急速に普及し、今年三月で二万台を超えた。 サラリーマンや学生等若者の利用者が多い。片手でボタンを押しているのを、至 る所で目にする。
機能もアップしてホームページ、メール、データの転送も可能。カラオケとし ての利用も出来る。おかげで若者のパソコン離れがおき、売り上げも落ちてきた。 将来、われわれ年長者は画面の大きいパソコンを、行動力があり指先の器用なヤングは携帯電話の時代が来るかも…。
IT革命は、産業革命に匹敵する歴史的大転換をもたらすという。高度情報通 信ネットワーク社会は、会社ではパソコン、外では携帯端末、自宅ではデジタル TV、いつでもどこでもインターネットにつなぎ、ホームページで自由自在に情 報活用が可能となる。多様なライフスタイル、便利で住みよい活力のある社会であってほしい。
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