週間レキオ 2014年8月14日 掲載
週間レキオ「なんくるお悩み相談室」より相談があり、当社からアドバイスさせて頂きました。
【親がきちんと見守って】
Q.小学生に携帯早い?
小学5年生の息子。塾や習い事の送迎で連絡を取り合うので、そろそろ携帯を持たせるか悩んでいます。小学生に携帯って早いでしょうか?みんなどうしているのでしょうか?
A.携帯電話にはいい点も悪い点もありますが、小学生であっても、地域や家庭環境によっては、塾や習い事の連絡手段として持たさざるを得ない場合もあるのは事実だと思います。
しかし、ネットが使える携帯電話やスマホの利用には、さまざまなトラブルも付きもの。例えば、子どもが料金制のネットゲームに夢中になり、多額の請求をされたというような話を身近な人からも耳にします。
携帯の使用が招くトラブルを防ぐには、日頃からルールや取り決めをしっかりしておき、常に親が関わってあげることが重要です。
携帯電話の設定は、決して子ども任せにしてはいけません。携帯電話には、フィルタリング(閲覧制限機能)を設定し、変更ができないよう必ずパスワードをかけておきます。生年月日や電話番号など容易なパスワードは子供に見破られてしまうので避けましょう。
利用時間や制限など使用ルールを子どもと話し合って決めるのも必須。私の知人家庭ルールを聞いてみると、いつでも親が履歴をチェックできることを意識させるため、携帯ロックはさせない、夜10時以降は親に預ける、部活や塾など必要な時にだけ使わせる、といったものがありました。携帯は持たせても、親が料金を払っている以上、親の所有物であり、いつでも取り上げる権利があることをきっぱりとした態度で話しておくとよいですね。
また、ネットにはどんな危険が潜んでいるか、子どもが興味を持ちやすいクイズ(http://www.is702.jp/special/1622/partner/113_c)などの素材を通して親子で一緒に学んでみるのもよい方法です。親の側でも日々学びながら子どもたちが携帯やスマホを安全に利用できるよう、見守っていきましょう。
大城純一郎